機龍警察 感想

 3月16日に読了しました。


 戦闘兵器を導入した警視庁は搭乗要員として3人の傭兵と契約。それがきっかけで警察内では軋轢が生じた。後に彼らは立て篭もり事件の現場を担当するがそこでSATと対立。そしてその背後には巨大な闇が隠されていた――という話。
 近未来の日本を舞台に、パワードスーツで以って繰り広げられる警察と犯人の戦闘や、警察内部の波乱、登場人物達の知られざる過去等々、玉石混交だが、スピード感のある乾いた文体で描かれていました。面白かったですが、もう少し尺があってほしかったとも思います。
 続きがありそうな終わり方なので期待でしょう。


機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

機龍警察(ハヤカワ文庫JA)