1月に読んだ本のまとめ

1月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2626
ナイス数:17

ラギッド・ガール―廃園の天使〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)ラギッド・ガール―廃園の天使〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)感想
本書に収録の「夏の硝視体」は数年前に読んでいたのだが、「蜘蛛の王」を読み終えたあとだと、なぜ本書に収録されている順番があえて最初なのか。なんとも憎いなあと思う。/「クローゼット」、最後の流れがホラーでゾワッとした。/正直解説を読むまで、表題作についてジェンダーな何かを想起するなんてなかったので、なるほどなぁと思った。ティプトリーを読んだことがないからなぁ。まぁそれはそれとして、傑作だった。/『グラン・ヴァカンス』を読んだ人は、本書も読まないといかんでしょう。
読了日:01月02日 著者:飛 浩隆
象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)感想
デュオが音楽SFとしてかなり良かったんだけど、やはり表題作かな。世界が反転するところが素晴らしい。そういうことか、と。/デュオ、初期作品だからなのか、後発と比べるとリーダビリティに若干の違いがあった。/呪界のほとり、こんなコミカルなものも書いてたのかと意外に思った。/夜と泥の、これ好きだわ。人類が宇宙に拡散していった時代の話が響いた。/神林長平とか野阿梓とかと近い時期のデビューと考えると、かなり80年代の国産SFっぽい1冊。というかそのものですね。
読了日:01月08日 著者:飛 浩隆
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)感想
3回目の再読。サクサク進むスピード感が堪らない。
読了日:01月16日 著者:小川 一水
天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)感想
再読。やはり面白いな。で、羊飼いって結局どうなったのか、書かれてないよね。
読了日:01月18日 著者:小川 一水
天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)感想
再読。面白い。結局この時点ではクトコトの正体は分かってないんだった。プラクティスのその後も。
読了日:01月22日 著者:小川 一水
天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)感想
まさにスペオペ。ダダーとミスチフの因縁の一端が部分的に描かれている。
読了日:01月30日 著者:小川 一水

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