魔法科高校の劣等生 4巻 九校戦編(下) 感想

 大人気web小説シリーズの書籍化、4巻目。九校戦編が終了の巻です。
 主人公の達也のみならず、様々な人物の力を実感する事が出来た巻でした。その九校戦の中で、主人公の新たなライバルや、強大な敵と相見えたり等がありました。その対峙の過程で様々な魔法能力が描写され、また如何様なものかという点がとりわけ興味深かったです。
 兄と妹とのイチャイチャっぷりをもっと見たかった気もしますが、九校戦編で最も盛り上がる部分が書かれている巻でもあったので、そこは致し方あるまいと思いつつ、といったところでしょうか。
 次巻の、新作書き下ろし有の短編集には、特に今回物足りなかった部分を期待しておきます。待ち遠しいですね。


魔法科高校の劣等生〈4〉九校戦編(下) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈4〉九校戦編(下) (電撃文庫)