星刻の竜騎士 6巻 感想

 竜と人間のファンタジー、6巻目。そして第二部開始の巻でもあります。
 1巻から仄めかされていたとあるキャラやそれに関係するその他の新キャラ登場、主人公の成長っぷりなどから、シリーズが好調である事が伺えました。前巻まで各々の巻に少なからずあった触手エロは鳴りを潜めていましたが、著者お得意の、(サブ)ヒロインのサービスシーンは顕在であると同時に、主人公に対する意識の変化が顕著であり、様々な意味でレベッカの本気だと感じました。これからどう絡み合ってくるのか益々気に為る所です。
 またストーリー展開の中で、強大な壁として立ち塞がるであろう人物の存在も新たに仄めかされており、新章開始の巻としては満足なものでした。今後の展開がより一層楽しみです。
 安定のファンタジーシリーズとして、一先ずは次巻の決勝篇に期待でしょう。


星刻の竜騎士(6) (MF文庫J)

星刻の竜騎士(6) (MF文庫J)