俺はこの漫画に育てられた(追記有)

うる星やつら 1 (少年サンデーコミックス)

うる星やつら 1 (少年サンデーコミックス)

めぞん一刻 1 (ビッグコミックス)

めぞん一刻 1 (ビッグコミックス)

高橋留美子の漫画はらんま1/2から変わったと俺は思う。
何故なら、絶対的なヒロインの存在がいなくなったから。
だからこそ、その絶対的なヒロインと対を成す主人公が引き立っていたようにも見受けられる。
あたる然り、五代然り。


らんま1/2 (1) (少年サンデーコミックス)

らんま1/2 (1) (少年サンデーコミックス)

ラムや響子さんは俺らのアイドル的存在であったともいえるだろう。
あかねやかごめも嫌いではないというか好きだけど、ラムや響子さんほど、こう、心の中に湧き立つ想いはない。
ちなみに「るーみっくわーるどは萌えの原点」だと思ってる。
個人的にも、社会的にも。


犬夜叉 (1) (少年サンデーコミックス)

犬夜叉 (1) (少年サンデーコミックス)

話は微妙に変わるけど、では俺はらんま以降の作品から何を感じるのか。
それは「多数のキャラが織り成す群像観」だ。
犬夜叉はそれを最も表した作品。
うる星やつらの技であった日常的なドタバタ感を、御伽草子というジャンル、戦国という設定で以って損なうことなく体現していると言えよう。


境界のRINNE  1 (少年サンデーコミックス)

境界のRINNE 1 (少年サンデーコミックス)

境界のRINNEが発売されて1ヶ月という頃合い。
るーみっくわーるどは留まる事を知らない。


余談
本当に好きな漫画(作品)だから、こういう批評めいた事は書きたくなかったのだけれども、ふと気付いたらキーボードを叩いていた。
ダメだな。
もう、頭の中に思い浮かんだ文章を何かしらの形に残さないと疼く体質になってしまったらしい。


余談2
例のごとく、思い付いた文はどんどん下へ載せて行くコーナー。
絶対的なヒロインを据えた漫画って、高橋留美子漫画以外にはあだち充のタッチが挙げられる。
それだと古いんで、今連載中もしくは最近まで連載していた漫画の中でどのくらいあるのだろうとか思った。
あんまり最近の漫画は多く読んでいないんで予想だけれども、少ないんじゃないか?
むしろキャラクターの記号化に沿っての萌えを重視して描いた漫画の方が多い気がする。
あ、恋愛物とかラブコメ物ですよ、ジャンルは。


余談3
急いで書くとミス犯すんだから! 本当に!


余談4
そういや少年誌で乳首が駄目になったのっていつから?