潮風の消える海に 感想

 サクッとクリアできる佳作かと。
 随所に早狩武志イズムもありますし、氏の作品が好きならオススメ、って感じです。
 以下、箇条書きで気になった点を挙げておきます。
 若干のネタバレありなので(未プレイの人でも対して影響ないとは思うけど、一応)格納しておきます。


・タイトルロゴのフォントを見た瞬間に『海がきこえる』を思い出した。
・僕夏で使われている「背伸びをする少女」という楽曲がそのまんま使われている。他にも使い回しされている楽曲がいくつか。
・生理ネタがあったか……
・莉佳子という名前のキャラがいる。海がきこえると同じ名前のキャラがいるなあ。
・美潮のアレコレを見て、ベタな展開だなあと思ったけど、いうて群青もベタ中のベタだったので、まあこんなもんかと納得した。
・主人公に「父親と食事に行くと、面倒臭がって息子にワインを選ばせる」という設定があり、それを活かして「メインヒロイン(実はお嬢様)と最高級レストランに行った際、主人公が前述したような父との経緯があるため、手際よくワインを選んでしまう」という展開、なんだよこれはという感じだ。
・学生時代の3年間を描いているんだけど、毎年経るごとに立ち絵のデザインを変えているんだなあ。ちゃんと1年経るごとに大人びていく感じになっている。いいね。
・メインキャラクターの女の子が2人しかいないため、モブ女性の声優がそこで使いまわされていて笑える。
・「俺の物にならないくらいなら、いっそのこと死んでくれ」とヒロインに向かっていうエロゲー主人公、最高ですね。


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潮風の消える海に

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