円環少女 10巻 感想

 2月12日に読了済みでした。


 主人公とその妹、メイゼルが今こういう性格でいなければならない理由が明かされる熾烈な痛みと誇りや、魔法世界ひいては円環世界の過去、たった一人しかいない魔法大系を持つ少女の現実などなど、円環少女シリーズの見所があまりにも凝縮されている巻でした。このシリーズを読んできて本当に良かったと思えましたね。
 しかし著者あとがきによると“これからが本番”とのこと。期待するしかないじゃないですか。