わたしの休日
mixiで書いた日記にコメントがつく。それらの中の、伊藤ヒロのラノベ感想期待していると書かれているコメントを見て、(そういやそんなもんがあったなあ。すっかり忘れてた)と思いつつ、伊藤ヒロのブログを確認する。
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17日発売と書かれていたが、どうやらそれはamazonの発売日であり、本来は20日に発売するらしいという事実がライターのコメントにより分かる*1。
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そこで、一迅社文庫のHPも一応覗いてみることに。やはり書店では20日らしい。次号のラインナップの上、今月の新刊の欄を見ると、「○○ない」というタイトルのライトノベルが2冊も並んでいることに気付く。吹く*2。
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(ライトノベルのタイトルで「○○ない」ってのが多いと最近特に感じるんだけど、この先駆けってもしかして『飛鳥井全死は間違えない*3』だったのかなあ)と、余計なことに頭を使う。
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元長の小説に関して、(あれ……竹書房ゼータ文庫が実質消滅したけど、そこから最後に出た賀東招二*4のドラグネット・ミラージュが、ガガガ文庫で加筆修正された後にもう一回出たということは、ヤクザガールも続巻にまだ希望を持てるってことじゃね?)と考える。
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目的に戻る。さらに、伊藤ヒロのブログで著者の初ライトノベルに関する記事を漁っていると、一迅社文庫のブログへのリンクがはられている記事が見つかった*5。
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リンク先には、「(中略)……観た映画の一本が『ウォッチメン』でした」と書かれていた。ウィキペディアとamazonで片っ端からどういう映画なのかを調べた。
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どうやらSF映画らしいということが分かる。(話も面白そう)と思いつつ、俺はTSUTAYAに出向いた。
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10本ほど空のケースが並んでいた。orz
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何もせずに帰るのは悔しいので、併設されている文庫本コーナーを冷やかす。
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ふと、う段の冲方丁に目が止まる。『ばいばい、アース』と『ストーム・ブリング・ワールド』が何故か置いてあり、(もしや……)と予想を立てつつ奥付のページを開く。やはり、増刷(重版?)したものだった。また、それらの中に『冲方丁のライトノベルの書き方講座(『冲方式ストーリー創作塾』の改訂・改題)』があった。文庫化されたんだね。
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冲方からは離れ、ふと新刊にも目を向けてみる。NOVA2が置いてあった。空前絶後の書き下ろしSFアンソロジー――前情報を全く仕入れていなかったので驚いた。
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神林長平を筆頭に、恩田陸、東浩紀、新城カズマ、宮部みゆきなどなど……買う以外の選択肢が見当たらなかった。大森望の序の文章や、目次の各々の作品の一行紹介文など、なんとも心が踊るではないか!
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ちょうど小銭が溜まっていたので、文庫本と引き換えにレジにてそれを差し出す。
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財布は軽くなり、しかし心は満足で、俺は家路を急いだ。
以上が、わたしの休日。