"I had chicken." or "I had a chicken."

新作とか色々思った事を書いていくと言う趣旨の日記。


エヴォリミット
propellr、東出祐一郎中央東口の黄金タッグの新作。
きっと、澄みわたる朝色よりも、(以下、朝色と表記)』が発売されて以降あまりプロペラHPの更新が見られないなあと思っていたんだけれども、この準備期間だったようで。
まぁ『あやかしびと』も『Bullet Butlers』もやってないから詳しい事は言えないけど朝色が良かったんで取り敢えず買おうかなあと。
朝色発売前に担当ライターの朱門優が「プロペラはグラフィック系が弱点だったのでそこを強化したい」って言って、実際に作品では丁寧に―それこそプロペラ前作をやっていない俺でも見ただけで分かるくらい―作りこんでいたので、そういう所はちゃんと今作でも活かして欲しいかな。


・太陽の子
漸く情報が、といったところかな。
原案以上プロット未満をるーすぼーいが担当。それを下敷きに丸戸史明with企画屋&ねこにゃん、タカヒロ&白猫参謀、るーすぼーい&有葉(3組とも前者がシナリオライター、後者が絵師)が各々ヒロインを担当し、「エロゲーって良い物だなあ」とプレイヤーが思う事請け合いのコラボレーションソフトにするのが今作の重要点とだけあって、更には3組のタッグの人気が中々に高い事も併せて、様々物議を醸し出しそうな―現段階でも色々と言われているけれども―作品に仕上がるように思われるね。
この企画の中心役であるるーすぼーいのインタビューが剛田2月号に載っていたけど、凄くエロゲー業界の事を考えて尚且つ自分達が作りたい物を作ろうって意気込みが伝わって来たかな。


暁の護衛―罪深き終末論―
あかべぇそふとつぅ系列の姉妹ブランド「しゃんぐりら」から去年、今年と渡りその軽快なコメディと手に汗握るシリアス描写が世間に評価されている『暁の護衛』シリーズの完結編がこちら。シナリオは、それこそ「君が主で執事が俺で」といったところなんだけれども……。
トモセ絵は毎度の如く良い感じ。後は衣笠の書くコメディとシリアスのギャップに期待かな。
こんな娘がいたら僕はもう……!』から衣笠シナリオ、好きだなあと思いつつ追っかけて早3年位になるけど、本作品が一旦衣笠の集大成になれば良いと思うのは流石に期待しすぎだろか。
キャラを立てるのと会話場面の掛け合いは非常に楽しめてるから、期待度は高いねえ。


とまぁ良い事を連ねたけどどうなのかなぁと思う所もある。
ぶっちゃけ『暁の護衛』は伏線とか投げっぱなしの所が結構あって、そこん所は丁寧じゃないなあと思っていて。でも笑えたし絵も良いからいいやーって気になってた。
その後『暁の護衛プリンシパル達の休日』っていうファンディスクが出て、未回収の伏線とかどうするんだろって思ってたら本当に只のファンディスクで。
そいで新作の所謂完結編に当たるソフト、だろ? コストパフォーマンス良すぎねえ!? と(思いっきり皮肉っぽく)言いたい。
でも、この事について言及している人は少ないし、と言うか俺もとあるレビュー感想を読むまで全くそんな事考えていなかったから、あぁ言われてみればそうだよねえとしか言い様がない。
いやこんな事言ってるけど俺が腹抱えて笑った数少ないソフトの続編だから、まぁ期待ってことで締め。


あまつみそらに!
クロシェット第4弾。思えば4作目まで来たのか……。
去年の春位に『私立アキハバラ学園』等で話題になった絵師しんたろーを全面に押し出し、萌えゲーというもはや飽和も飽和した分野で敢えて挑戦した『かみぱに!』でデビューしたクロシェット
俺個人の話になるけど、発売当初はスルー様子見確定の作品で、でも中々に評判が良くて原画も好みだしやってみるか〜とやってみた所案の定面白かった、と言う出来事が有ったんだよね。
その後雑誌「電撃姫」において挿絵を担当していた御敷仁を商業ゲームにおいては初起用の『スズノネセブン』を発売。魔法学園を舞台にした恋愛ストーリーと有りがちながらも萌えのツボを押さえた絵で『かみぱに!』以上の底力を見せ付けてくれた。
つい先日『スズノネセブン』のファンディスクが発売されて、ファンディスクながらも評価は上々って感じ。
個人的に、第2のAXLになり得る可能性を感じるブランドの新作なんで期待。


取り敢えず今日はこんな感じ。
他にシュガスパ2、置き場がない!、PARA-SOL、林間島、風紀委員長、戦女神VERITAとか語ろうかと思ったんだけど、良い時間になってきたんでここまでにしときます。


……あぁ、俺が食ったのは鶏じゃあないよ。チキンだよ。
俺は巷で話題の草食系男子(笑)だからそんな野獣っぽい真似は出来ないぜ。