機動戦士ガンダム F91 感想

 EXVSをプレイする。
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 その中で様々な機体を試す。その中で、クロスボーンガンダムが使いやすいことに気付く。以後、クロスボーンガンダムを主に使っていくことを決意する。
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 しかしクロスボーンの話は全く知らないので、本編に触れた方がより機体に愛着が湧くだろうと思い、漫画を読もうとしたら、友人に「F91の続編だからそっちをまず観たらいいよ、つーか俺が思うに、お前はF91が好みだと思うんだけどなあ」と言われる。
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 12月5日、BDを借りてきて、視聴終了。


 というわけで、以上の流れでF91を観ました。
 まず、非常に俺好みでしたと言っておきます。話の設定も然ることながら、話の展開やキャラクター、戦闘などの諸々の要素を含め。今まで見てきたガンダムの中で現状、一番面白かったです。と言っても俺がガンダムで全話観た(観終わることが出来た)作品は、W、SEED、SEED DESTINYくらいなもの。富野作品に至っては、このF91が最初に最後まで見終わることが出来た作品となりました。1st、Z、ZZは全く無知というわけではないんですが、中学生の時に全部観ようとしてどれも中途半端なところで飽きてしまったことがあったんですね。その点、F91は約120分1本ですから、最後までいけたのかな、と。無論好みな内容だったということが一番にありますが!
 細かいところに突っ込むと、特に辻谷耕史さんの若かりし頃の声や演技に感嘆していました。この人の声、好きなんですが最近の作品しか聴いたことがなかったんですね。この頃から普通に上手いですね。今の若手声優とは大違い。あとは冬馬由美さんも、いいヒロインでした。妹もいろんなキャラも好きなんですが、一番好きなのは折笠愛さんのドロシーですかね。なんか普通に「見た目は派手だがいい娘」ってのに惹かれたんですよ。
 ちなみに俺が観たのは完全版だったので、劇場公開版も、BDを返す前に観ておこうかなと思っています。また、友人知人に、「F91は映画を観終わったら小説で補完したほうがいいよ」と言われたので、今日図書館で上下巻の文庫本を借りてきました。さくっと読んで、終えたらもう一度映画を観る、という形がベストでしょうね。あと設定資料集も何故か置いてあったので借りて、先ほどざっと読み終わりました。これ、中古でどっかの店で買おうかな。
 補完ということに絡んでくるんですが、観る前に友人から(というか、観ている途中で、「これはどこかしらの部分は不完全燃焼で終わるんじゃなかろうか」と気付いたのですが)忠告をもらっていまして、それは“主人公とヒロインは一応の区切りがついて終わるが、それ以外は投げちゃっている”というものでした。観終わった今では、実際、その通りだったなーと思いますね。観た人なら分かるでしょうが、最後に英文が出ますよね。あれがもう、なんというか打ち切りの漫画でよく最後のコマにありがちな、「俺たちの戦いはこれからだ!」というか。小説だと、映画を観た人なら満足できる内容になっているということなので、楽しみです。


 今日は取り敢えずここまで。次は、小説を読んだら感想を書くと思います。