いい仕事してますね、と言うだけで何故いけないのか
この日記を書くという行為と、この日記の内容は矛盾しています。
それを踏まえた上でどうぞ。
矢吹健太朗先生が一般少年漫画誌においてエッチな表現(――乳首を出しているだとか、喘ぎ声を上げているだとか)を用いているということは結構知られているでしょう。
それで、その先生のエッチな表現を用いているシーンの画像をとりあげて、「表現規制に真っ向から立ち向かう」とかってはやし立てるのはいかがなものか。そういう人達に限って、「表現規制は駄目だ」とかって言っていたりするんですが。
まあ、そのようにしたくなる気持ちは分かる。だけど、お前らそういう風にしかこの作品を捉えられないのかとも思うんです。本当にその作者が表現規制に立ち向かっているかどうかなんて俺らには通常知りようがないわけで、なのにそういう風にはやし立ててさも英雄であるかのように扱う。結局、エッチなものかどうかはさておき表現規制に立ち向かう仮想敵を倒す何かが欲しいだけなんじゃねえ? と考えてしまいたくなります。
「矢吹先生、いい仕事してますね」
この言葉の意味を、額面通りに受け取るのか、はたまた表現規制に立ち向かっているよねという意味で受け取るかは、その人次第になるわけですから。
この一言だけで十分なんじゃないかと思います。
To LOVEる -とらぶる- ダークネス (1) (ジャンプコミックス)
- 作者: 矢吹健太朗,長谷見沙貴
- 出版社/メーカー: 集英社
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あ、ちなみにダークネスは俺も買いたいなー。ブヒブヒ。