今年最初の行動:恋愛ゲームシナリオライタ論集2をとらのあなで購入すること

 日付が変わって数十分以内に注文完了。
 あ、明けましておめでとうございます(挨拶)



 この日記は、昨年1年間を時系列的に箇条書きで振り返ってみた、という趣旨のもの。
 例によって文字ばかりなので、新年早々他人の昨年の私生活なんて知ったこっちゃねえよ読むのは面倒だという人はどうぞお帰りください。


 1月
・テクスト(深沢・荒川・大槻の新メーカー)に驚く。
・ONE、senseoff、StarTRain、BackStage(全部エロゲー)に惚れ込む。これらはずっと俺の心の中で影響し続けるだろうなあ。
リトルウィッチ解散を惜しむ。
村下孝蔵の音楽に浸る。


 2月
バジリスク甲賀忍法帖カレイドスター瀬戸の花嫁(全部アニメ)が面白いなあと思う。
・エロ漫画を買いあさる。関谷あさみ、スミレ、岡田コウを開拓する。


 3月
てこいれぷりんせす!、黒と黒と黒の祭壇、rain memory(全部エロゲー)にはまる。
・ホワルバ2序章(エロゲー)、シナリオと音楽は良いけど絵に絶望する。


 4月
銀河英雄伝説(アニメ)を見始める。これマジ面白いな!(まだ見終わっていないけど)
・おるごぅる作品(エロゲー)を開拓する。
・イニラブ(小説)の作品構造に驚く。
・はがない、さくら荘とラノベを少し開拓する。


 5月
小池真理子のドロドロな恋愛小説に浸る。
ある日、爆弾がおちてきてラノベ)に感動する。
乙嫁語り(漫画)の描き込みに感銘を受ける。話ももちろん面白い。
海街Diary(漫画)を読んで、ここから吉田秋生ワールドに足を突っ込む。


 6月
うそつきパラドクスのドロドロ具合に浸る。
・7月末に上京することを決意する。
・上半期エロゲー曲・デモムービーのまとめ日記を書く。
・なのは劇場版(アニメ)に感動する。
猫の地球儀ラノベ)に感動する。
伊藤計劃虐殺器官』(SF小説)に大感動する。
B型H系(アニメ)にはまる。


 7月
エロゲーの体験版をやりまくる。
SF小説にはまる。
素晴らしき日々エロゲー)をプレイする。がそこまで評価は高くならず。
・君の名残は静かに揺れて(エロゲー)をプレイする。とてつもなく感動する。本当に素晴らしい作品だった。
元長柾木エロゲーに復帰するということでわくわくする。
・KIYO(水月陵)の音楽に浸る。
・上京。maoライブに参加。ライブ中太ももを凝視する。


 8月
・少ないながらもいろいろなマイミクに会う。また会えたらいいですね!
・この頃からエロゲーをあまりやらなくなる。
BANANA FISH(漫画)に大感動する。
・この頃から少女漫画を読むようになる。


 9月
・確認したら日記を1回も書いてない。下書きすらない。よって何していたか思い出せない。
・たしかこの頃から小説をあまり読まなくなった。
・百合漫画を若干はまる。
・元祖猫耳漫画である綿の国星を読む。


 10月
エロゲーの曲を中心にオーケストラで演奏している楽団の演奏会を聴きに、今年2度目の上京。
Wiiを買う。ゼノブレイドにむちゃくちゃはまる。
エロゲー声優バトンをやる。k-p は ぶっちゃけむだなちしきを みにつけた!
・ねんがんの すまぁとふぉんを てにいれたぞ!
生徒会役員共にはまる。是非2期をやってほしい。


 11月
・引き続きゼノブレイドをプレイしていた。
・ねんがんの えきしょうてれびを てにいれたぞ!
けいおん!が面白い。


 12月
・ねんがんの ぴーえすすりーを てにいれたぞ! でも すぐにこわれたぞ!
ニーアレプリカントをプレイ、はまる。
けいおん!!が面白い。律いいね。
伊藤計劃『ハーモニー』に感動する。
SF小説熱が再燃。
・情報収集はしているものの、エロゲー熱は未だ下火。



 振り返ってみると、ゲームや本など媒体を問わず毎月なにかしらの作品にはまりこんでいることが分かる。
 これ面白いなあとか、感動(泣くということに限定せず、単純に心が動かされるという意味で)するなあとか、そう思わさせられるものに定期的に触れることによって、日々のモチベーションが維持されていると思う。
 逆に言うと、俺にはまだまだ触れていない「心を動かされるもの」がたくさんあるということ。中にはその名前すら聞いたことがないものもあるはず。それら全てに触れることは様々な制約上(お金とか、何よりも時間が足りない)出来ないかもしれないけれども、感動した時の喜びや嬉しさはやはりひとしおのものがあると確信している。
 今年は、昨年に引き続き「媒体を問わずに」心が動かされるものに触れていけたらいいなあと思っている。


 ふと思ったことが、年間プレイ数でいけば俺はもはや少なくともエロゲーマーじゃない気がするのだが? もちろん、「いやいやお前エロゲーマーだろwww」と突っ込まれたいがために言っているのではない。
 まあ、俺が常にエロゲー脳的な発言を呟いていたり云々ということは、マイミクなら分かっているだろうし、何より本数よりも1本1本の思考を重視している今の状況には満足しているからいいんだけどさ。


 ちなみに、昨年プレイした新作エロゲーで面白かったものはいくつかあって、


・恋色空模様
・ホワルバ2序章
素晴らしき日々
・君の名残は静かに揺れて
DEARDROPS
・リアル妹がいる大泉くんのばあい
処女はお姉さまに恋してる 〜2人のエルダー〜
・黄昏のシンセミア


 と、並べるとこんな感じになるのだけれども、一番はやはり『君の名残は静かに揺れて 』、まあこれ安定かなと。
 『Flyable Heart』の外伝作品。俺は未プレイ。それでも普通に楽しめた。
 探してみるとありがちな若干黒いネタがこの作品の本筋。その痛みの中の優しさというか、主人公とヒロインの絆が自分の好みジャストミートだった。
 一見するとキャラクターゲーにしか見えなさそうな作品だけれども、シナリオゲーマーを唸らせるほどの構成力・筆力・シチュエーションの秀逸さもあって2010年の1本としてみてもそん色ないかなあと思う。もちろん、キャラクターの魅力も十二分にあるので、そっちとしてみても問題ない作品。


 胡散臭い感想だと思われるかもしれないが、本当に、本当に、感動した。
 ありがちなネタだからこそ、よくぞここまで落としこめたなあとも思います。



 若干補足。
 すばひびは、確かにシナリオはすごくよく出来ているのだけれども自分の好みからは外れていて、ホワルバ2序章は本章が出てないので判断しようがない。シンセミアは若干冗長気味で、他に上に挙げているゲームはどれも似たり寄ったり。
 きみなごが、自分の中で頭一つ抜けていましたね。


 それではこんな感じで。
 今年もよろしくお願いします。