小さい「っ」に多少の違和感を禁じえない
『天使の羽根を踏まないでっ』の公式サイトがオープンしました。項目をざっと見て、思ったことを書いていきます。
企画・シナリオ・ディレクター 朱門優
シナリオ補佐 ほしまる
ルート分割とかじゃなくてよかった。あくまでお朱門さんがメインだと。良かった本当に良かった。
キャラデザ・原画 蛇足せんたろう
だれ……この人……(のちに調べたんですがどうやら漫画家だそうです)
うむむ。
SD原画 ヨダ
朱門ゲーにはヨダはいなくちゃならんでしょー。
OPムービーヨダverのタイトルはありきたりな感じだけど『天使の羽根を踏んでっ』になるだろうと予想。
音楽 樋口秀樹(Tynwald music)
歌 WHITE-LIPS(Tynwald music)
お朱門ゲーは昔から音楽に恵まれていましたが、前作の朝色同様隙のない音楽布陣。
サントラ出たらもちろん買うよ(気が早い)。
ロゴデザイン 木緒なち
朝色の時も木緒なちがデザインだったなあ。
この人も各地で名前見かけて、いろんなこと(毎回違うこと)をやっている印象。器用貧乏?
魔法陣デザイン 中央東口
えっ(ああWillだからか……)。
シナリオとか世界観とかざっとみた感じ、なんつーか、ふるいにかけてるよなって感じがすんげーします。ついて来れるやつはついて来いよ、みたいな。それ以外は買うなよ、もしくは買っても文句言うなよ、みたいな。
上は完全に俺の偏見だし考えすぎ。だけどそんなに間違っていないんじゃないか思う。いやまあ、朱門作品に対してはいろいろと思うところがあるので(つまりそれだけ好きであーだこーだ考えているので)、こういうところでは大きく出てもいいよね、と。
話を戻すと、勝手なこと言いますが俺はこれでいいと思うのよ。前作の叩かれ方を直に見たんで、そこら辺はどうしても……。今でこそ、エロイッカイダケとか普通にネタで使えるようにはなりましたが、2009年の夏はものっそい気分が良い状態であると同時に苦い夏でもありました。
考えても詮無いことをいろいろと考えたなあ。
とりあえずこのメーカーの処女作なんで(Will系列だって? 俺にはナンノコトヤラサッパリ)何やっても許される状況ではある、ということはたしかなんじゃないかなーと。
まあ、あっちこっちと落ち着かなかったお朱門てんてーがやっと腰を落ち着ける、そんなメーカーになってくれればこっちとしては安心というかなんというか。
ジャンルが、エモーショナルなんたらではなくなった。『奇跡の魔術の創世AVG』ってのは、随分と具体性を帯びている名前ではないかと。いつ空同様ね(←ここ、突っ込むところですよ)。
朝色はお朱門てんてー曰く「今の僕が『めぐり』を作ったらどうなるか」ってやつだったので(propellerスタッフブログで言っていた)、こちらは「今の僕が『黒黒黒』を書いたら」って感じなのかな。神とか予言とか滅亡とか魔術とかってキーワードで。
作品発売前からシリアスというかダークというか、そんなところがあるということを公開するのも、最近の朱門作品からしてみれば珍しい方気がするのよね(月の世界観の方)。だって、今まではそういうの大体伏せていたじゃない? いつ空も朝色も、何も知らない人が公式を見たらまず学園ものの萌えゲーだと思うんじゃないかなあ。
ま、例のごとく“(分かる人には分かる)普通の超展開”に期待ってことで、よろしいんじゃあないでしょうか。
あとタイトルの文字数なんですが、ライターを3人で分割してしまっている『蜜柑』を除くと以下のように。
- 黒と黒と黒の祭壇〜蟲毒〜(12文字)
- めぐり、ひとひら。(9文字)
- いつか、届く、あの空に。(12文字)
- きっと、澄みわたる朝色よりも、(略)(たぶん56文字くらい)
- ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。(24文字)
で、今回の『天使の羽根を踏まないでっ』は12文字、って……
あれ、タイトルに句読点がないぞ!(本当に、ここまで書いてようやく気付いた)