円環少女 12巻 感想
3月8日に読了済みでした。
最終決戦へ向けて、ようやく主人公が覚醒しました。明らかになる真理と、どちらが正義でも悪でもない関係と、どうしようもない人間の性と、シリーズ屈指の名バトルシーンと、時折挟まる変態シーンが混ざりに混ざった巻であります。
「光る宇宙人なう」「堕ちますわ、わたくし堕ちてしまいますわ!」といったこれらの台詞は、遊び心どころか本編の緊張度合いをぶち壊しかねません。しかし、このシリーズではこれでも足りないくらいだとも思います。いや真面目に。
- 作者: 長谷 敏司,深遊
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/08/31
- メディア: 文庫
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